手描き友禅の作家、碧三がヤッコマリカルドに描く

ヤッコマリカルドの17年春夏第一弾



ヤッコマリカルド、2017年のテーマはオリジンの再考です。
オリジンの再考とは起源を見つめ直す、ヤッコマリカルドの原点を見直すということです。
グローバルに視野を広げた世界各国のオリジンを考える。
 またヤッコマリカルドの歴史の中で現代への融合を出来る形を生み出すという壮大なテーマを持って取り組んでいます。

そして17年春夏は 「マイノリティークラフト」と題し世界の様々なフォークロアやクラフトの技術を現代的な感性で焼き直すシーズンです。

マイノリティークラフトとは伝統工芸やアルチザン的手作業、手工芸のことを具体的には差します。希少価値の高い技術などにフォーカスをおき、都会的な感性のミックスでヤッコマリカルドを表現します。


その第一弾が12月からはじまります。12月は友禅×シルク。友禅作家碧三の手描き友禅がヤッコマリカルド服に映えます。和×洋のクラフトのコラボレーション
碧三の工房での様子

こういった筆を駆使して描かれる手描き友禅


友禅の中でも独特の雰囲気を持つ手描き友禅とヤッコマリカルドのコラボレーションがテーマです。
1枚1枚に手描きをしてもらうことによる 特別感、着物などを連想しがちですが、そのゴージャスな雰囲気をヤッコマリカルドの服で再現。

シルクは絹の産地である福井の新井シルクさんの生地。
24匁の少し厚みがある絹100%。
防染処理をしていないため絵がのった時に色が淡くにじみ味のある仕上がりになっています。








梅:梅の木の大胆さと淡いにじみが買った花のミックスが服のキャンバスに手描きならではの雰囲気を出しています。



鳥:前身頃をキャンバスとした飛躍する鳥を描いた大胆な絵柄。


蘭鋳:全体に大きく描かれている金魚が大胆でインパクトがある図柄。


桃:桃の幹のしなやかさが半身全体に表現され、服全体の中でほんのりピンク色の桃の花がコントラストを醸し出しています。



アネモネ:植物の中でも色彩が豊でかわいらしい花が全体にちりばめられています。













17年春夏の第一弾はこのようなアーティサンと呼ばれる職人とのコラボレーションを皮切りに私たちが培ってきたテクニックなどをふんだんに使って、コレクションが構成されています。

銀座本店では友禅先行受注会を10月14日から18日に行います。

まだ冬前ですが、春夏も楽しみにしていてください。

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